説明不足

紫陽花が咲き始めました。きれいですね。

来週はぼちぼち梅雨入りでしょうか。

 

母が胆嚢炎で入院しました。

呼吸器科にかからなければならない、ということで家人()が呼びだされました。

母は前回あった時はわりと穏やかそうでしたが、今回はなんかいらいらしています。

「私はもうあちこち悪いようでいろいろな検査をしている。」と吐き捨てるようにいいます。

「昨日夢で、おばあちゃん(母の母)がお迎えにきたよ。」といいます。

呼吸器科の先生の話を伺うと手術の可能性があるので、肺活量の測定をしたということです。肺活量があまりないと術後、肺炎を起こす可能性が高いそうです。

 

私の母は昔からなにかと、悪い方に捉えてしまう癖があります。

「おばあちゃん、あちこち悪いから検査したんじゃなくて手術できる体かどうか調べているんだよ。」と説明しました。

 

検査をする前にこの説明をうけたのかはわかりません。

耳も遠い母ですので、聞えていなくても「はい」と言ったのかもしれません。

 

こういう勘違いは夫婦の仲でも起こります。

忙しい時間の中で説明というのは省かれがちですが、勘違いをしてしまうとなかなかもとに戻れなくなったりします。

これは勘違いされそうだな、と思うことはその場できちんと説明しましょう。

 

夫婦のずれはこの勘違いからくるものがかなり多いです。

「言わなくてもわかるはず」は「わかってもらえない」に通じます。

毎日のコミュニケーション、大事です。