私はパートナーとうまくいかなくなった時に、私の親の夫婦関係について考えることはありませんでしたが、ご相談を受けているとこれは親の夫婦関係が関わっていると思うことがあります。
夫婦の間で何か自分の考えに合わないことがあった時に
パートナーにそのことを伝え話合うことができる夫婦はいいのですが、
そのことを伝えないで自分の中にしまいこみ、これを繰り返すうちにパートナーとは合わない、と思い込んでしまう。
そこで質問をして聞いてみると、
両親があまり話をしない家庭に育っているので夫婦で話をしないのが普通と思われていたようです。
それに反してパートナーの両親はよく話し合いをする夫婦でした。
パートナーはそれが普通だと思っているので何もいわないのはふたりの間に別に合わないところはない
と勘違いしてしまいます。
自分の両親の夫婦関係の在り方しか意識の中にないので、もっとこうすればいいのではないかということを考えずに「もう一緒にいられない」と自分の中で決めてしまう。
夫婦関係の在り方はさまざまです。
ふたりでどんな夫婦でいたいかということをまず話す機会をもってください。
自分の両親がどんな夫婦だったかを思い出してふたりで話したりしてみてください。
親の夫婦関係をなぞるのではなく自分たちふたりの夫婦関係を作っていってください。
問題が起こる前にこんなことをふたりで話してみてください。