三浦環という人

3月も今日でおわりです。

桜が咲く中、先日 マダム・バタフライ(三浦環ものがたり)という音楽劇を見てきました。

三浦環って誰なんだろう?と何も知らなかった私ですが、見終えた後はなんと考えさせられる音楽劇なんだろう、と感動してしまいました。

 

三浦環という方は世界で認められた日本人オペラ歌手、海外で『蝶々夫人』を2000回歌い続けたということです。(1884-1946

その事実だけでもものすごい偉業ですが、彼女がそこまでになったのは彼女が自分のやりたいことをとても大事にしたからです。世界で戦争が起きている中でも自分のやりたいことを大事にして生きてきました。

その結果、世界で認められる日本人オペラ歌手になったのです。

 

もうひとつ驚いたのは一生を通してオペラ歌手でいることをいつも諦めずに生きてきました。女性であれば結婚でやりたいことを中断したり、諦めることは今の時代でもあります。

ところが彼女は結婚のためにオペラ歌手をやめたりすることはありませんでした。

自分の気持ちにいつも素直でした。彼女にはそれを理解する人が現れ、結婚も別居結婚をしています。

離婚もしますが、また彼女に理解のある夫が現れたり。

 

彼女の一生を通して彼女が幸せに生きてきたことがわかりました。

私は自分の気持ちを大事に素直な生き方をしたいと常々思って過ごしています。

この音楽劇を見れたことに感謝です。