相談を受けていて近頃気になったのが
「パートナーは“ありがとう”とはいうけど、こころがないんです。」
私たちは小さいころから、ちゃんと“ありがとう”しなさいね。と言われて育ちました。
“ありがとう”は言えるけど、こころからの“ありがとう”ってどう言えばいいんでしょう?
私の母は昔は“ありがとう”をあまり言わない人でした。
ここは“ありがとう”じゃないの?って思うこともしばしばでした。
85歳、大腿骨を骨折して杖になった今、母からこころからの“ありがとう”を耳にします。
先日も「この頃はなかなか外に行く機会も減っちゃったから、こうしてドライブできるのは嬉しい。“ありがとう”」って喜んでくれました。
私もこのことばを聞いて母がこころから喜んでくれていることがわかり、とても嬉しく思いました。 また、機会を見つけてどこかに連れて行こうと、
“ありがとう”と一緒に理由であったり、自分のその時の気持ちを添えること、
こうすると感謝の気持ちが上手に伝わります。
私にはもうひとり母がいました。元夫の母です。
義母は私が何かすると「すまないね。」とよく言ってくれました。
この言葉を聞くと私も元夫の実家のしごとをしていても、なんか癒されました。
自分が疲れているときでも、子供のことであったりいろいろとやることがあります。
そんな時に「疲れているのに、“ありがとう”」とパートナーに言われたら、救われますよね。
“ありがとう”ということば、大事ですね。
感謝はその時の自分の気持ちだったり、相手へのねぎらいを添えると こころに届く“ありがとう”になります。