先日、新聞にフクロウの話題がありました。
青森県のりんご農家の話です。
りんご農園にフクロウの巣箱を置いたということです。
りんご・フクロウ?
何の関連性があるんだろう?
りんご農家がフクロウに期待しているのはなんとネズミ退治でした。
ネズミは冬場に餌が不足すると、りんごの木をかじり出します。
冬の間は雪で被害がわからず、春になって木が枯れてしまったりするそうです。
りんご農園では1970年以降、生産効率向上や省力化のためにりんごを小ぶりな木に植え替えました。しかし、今ネズミ対策に多くの時間が割かれています。
大きいりんごの木を育てていたときは木の穴にフクロウが住み、春には子育てをしていました。子育て中はネズミを餌にしていたのです。自然のサイクルの中でネズミの対策が行われていました。フクロウの功労に 今、光があたったようです。
当時はフクロウの役割を認識していなかったそうです。
家族の中にもこんなお話はありますよね。
いつも当たり前のように置いてある洗濯物、毎日誰かがちゃんと洗ってくれています。
遅くなると、迎えにきてくれる家族、とてもありがたいですね。
時には家族のやってくれていることを考えてみてください。
私が入院した時に、娘がこれもあれもやってくれていたんだね、と話していました。
お互いに気が付いた時に言葉に出して感謝を伝えてください。